実例コラム

〈コラム No.40〉なぜ、メンターを求める人は大きな成功を手にできるのか?

「最近コンサルとかアドバイザーをつけてる人結構いますよね。私の周りの社長さんでもつける人いるんですが、どうなんでしょう・・バシッとくる人に出会えてないと言いますか。

 

いろいろなアドバイザーには縁がありましたが、『まさにメンター』という方にはなかなか出会えないんですよねぇ」

 

銀座を中心に全国10箇所以上にサロンを展開している敏腕女性経営者のY社長のお言葉です。

 

確かに、コレという人に巡り合うのは難しいかもしれませんが、社長としては一刻も早く、きちんとしたメンターを選んでおくのは非常に大切なことと言えるでしょう。

 

そう、経営者であれば、メンターは持つべきなのです。

 

今回は、メンターの選び方(出会い方)についてお話ししてみましょう。

 

メンターとはどんな役割があるのか?

当社の門をたたかれた金融業のT社長は、冒頭のY社長と同じように様々なアドバイザーやコンサルタントを活用していたそうです。

 

それこそ、
・値決めのコンサルタント
・経営者と対等に話すためのエグゼクティブメンタルコーチ
・交渉力を高めるための営業コーチ
・コピーライティングコンサルタントetc

 

次から次へとその項目における必要な人材を専門家として招き入れ、自己改革を進めてきたそうです。

 

がんばり屋さんで、お一人で経営されているにも関わらず、7年で年商1億円目前というところまで一気に駆け上がってこられた方でした。

 

経営者ならば、このような努力は必須と言えるでしょう。

 

そもそも、人間の脳というのは単独では思考の偏りができて、パターン化してしまいやすいもの。

 

ですから、このように専門家からの助言を積極的に活用するということがやはり必要になってきます。

 

ところが、ここまで頭の回転も早く、ビジネス構築のセンスもお持ちのT社長ですら困り事がありました。

 

それは「なにか物足りない…」という心の深いところから少しずつ表面化してきていたえもいわれぬ違和感でした。

 

部分的なジャンルや、業務においてプロに教えを乞うことで着実に成果は出てきていたものの、やがては「もっと大きく、人生を見直すことが必要なのかも…?」と思うようになったそうです。

 

一つ一つの仕事やプライベートには意義や意味、やりがいを感じていたけれど、ふと、俯瞰してみた時に人生全体としての意義深さ、意味深さに欠けるような感覚があったのです。

 

でも、こういった非常に繊細で「捉えどころの無いようなテーマ」をどうすればいいのか、

 

今までの経験から、様々なコンサル・コーチがいることは知っていたので、どこかにこういった、「言葉にできないようなこと」も専門的に扱っている方がいるんだろう、という気はしていたそうです。

 

そうして、いつものように新聞、ネット、本で調べていたら、ある日、「人生の伏線を回収する」というワードが。

 

「これは!」と思ったと言います。

 

とにかく、細かいことはわからないけど”人生”のことをこの人は取り扱っているようだ。

 

行動が早く、会いたい人にはすぐにアポを取ることが当たり前のT社長はこうして当社のスポットコンサルティングにお越しになられました。

 

その席で当社がお話ししたことは「これまでの(人生が)散らかっていた状態」を「整えていく」つまり「人生の秩序化」という大局的な視座からの人生観です。

 

「これまで私は生産性を高めるために色々な手を打ってやってきました。でも、今ここまでやってきて、”質の高い生き方”っていうものを初めてみた感じがします。業務をこなすのとは、ちょっと角度が違いますね、コレは初めての感覚だな・・」そしてこう続けました。

 

「そんなこと(人生の伏線回収)できるんですか?私に・・」

 

ある意味、稼ぐことや、目標達成よりも難しそうに聞こえたのでしょう。

 

「目標達成、自己実現など逆算思考はできてるからこそ、それのみでは意義や意味が深まっていかないことに、本当は気が付かれていたからこそ、今日お越しになったんですよね。」

 

私がいうと、T社長は「なんで知っているんですか」というように苦笑いをされました。

 

「皆さん、そうやって、自分のやってきたことには自信を持たれているんです。でも、なぜか埋まらない気持ちや、ふとした瞬間に人生全体のことを考えてこのままで大丈夫なのか?と思ってうちに来られるんですよ。」というと、納得した顔をされて

 

「私だけじゃなかったんですね」と言いました。

 

ここで大事なポイントですが、あなたにとって、必要なメンターとは「あなたを励まし応援してくれる人」「特定の専門家」「スペシャリスト」ではありません。

 

それらは目標達成を専門にしておられるコーチの仕事と言えるでしょう。ですが、すでにそれらの力を高められてきた経営者・エグゼクティブの方は、視点を変えていく必要があるのです。

 

衝撃的な言い方をあえてしましょう。

 

経営者に必要なメンターとは、「あなたを殺してくれる人」です。

 

なにを物騒な…という感じはごもっともですが、もちろんこれは実際に、という話ではなく、精神的に、意識的に「あなたの考え方や世界観を壊してくれる人」のことです。

 

冒頭のY社長も、ビジネス上は多くのアドバイザーを活用されていました。しかし、人生自体を扱っていたり、社長本人の価値観、思想という広い視点を持ったアドバイスを受けたことは今までなかったのです。

あなたがメンターを求めるべきタイミングとは?

主に以下のような時期にはメンターが必要な時期といえるでしょう。

✔︎明らかに仕事を頑張りすぎていることに自覚がある
✔︎目標達成はできたが、バーンアウト気味
✔︎違う生き方に憧れだした
✔︎今の事業の扱いに迷いが出てきた
✔︎資本主義の中での立ち回りを上手くこなしてきたのに、違和感に抗えなくなってきた
✔︎今までの仕事やビジネスを変えたい
✔︎今の枠組みが狭く感じており、飛躍したい
✔︎宗教的なこと、宇宙観、哲学に興味が出だした
✔︎すでに今までの事業のいくつかを辞め始めている/手放し始めている

 

一見、ビジネスを否定しているかのように見えますが、経済活動を否定しているのではありません。

 

ただ、上記のようなタイミングに差し掛かっていると「本当にビジネスを手放してしまう」という方も、事実としていらっしゃる。

 

ビジネスを手放した後にお越しになった方の中には「もし、まだビジネスをしている時に新妻先生に出会えていたら、なんらかの形で、まだあの仕事を続けていたと思う・・」と言う声も少なくないのです。

 

1人社長の方でしたら、まだ影響は少ないかもしれませんが、愛するご家族や、社員を抱えている組織をお持ちの方、多くの取引先と長年関係のある方は責任もあるでしょう。

 

そこで、仕事も含めて人生をより「包括的」に「再構築」していくことで、人生が道なかば空中分解することを防ぎ、むしろ「意義深く」発展させていくことができるのです。

 

そもそも仕事を辞める、辞めないという話ではないのです。

 

それに気がつけず、育ててきたものを手放してしまうのは、あまりにも惜しい。

 

あなたの仕事と人生の今までの価値観をいい意味で「殺す作業」はこういった方にこそ必須です。

 

特定のジャンルに縛られず「人生全体」を俯瞰した視座からアドバイスできるメンターがあなたにはいるでしょうか?

 

 

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