コラム

〈コラム No.44〉祈りと瞑想で特別な時間を過ごしたある社長の話

ご契約内容
ー プライベートセッション

外資系企業日本法人社長 Bさん
50代/女性/目黒区

 

実は、このB社長のお話は今から3年以上前の出来事になります。そしてB社長ご自身、2021年に他界されています。ですので今回の内容は当時のセッションの記録やメールを元に、状況をできるだけ再現した形で記述しております。

 

それでもなぜ今回、このお話を公開させていただいたかといえば、B社長がことのほか、祈りの実践を気に入り、毎晩、熱心に行われていたからです。

 

▼ご利用前は、どのようなことに悩んでいましたか?

⒈テレビ局に勤めていた時代、男性社会の中、厳しい言葉を受けて来たため、不安が拭えないでいました。昇進するたびに敵が増え、「お前なんか(女)に仕事なんて誰も頼まない」など言われたことも。

 

⒉そうした状況で初期の打開策として転職を機にMBAを取得しました。これなら「文句ないだろう!」と思ってがんばって取得した資格でしたが、結果は、ほどんと変わらず。

 

転職先でも、むしろますます男性社会の中で、生意気にうつるような存在になってしまい、この「社会はなんて理不尽なんだ..」と思うようになっていました。

 

⒊さらにパートナーが他界してしまったこともあり、新妻先生にお会いするまでは、仕事は苦しいのにもかかわらず、かえって「仕事一筋」で生きてきてしまっていました。

 

自己矛盾の状態が10年以上続いていたので、傍目にはグローバル企業を転々とし、羨ましがられるほどのキャリアになっていましたが、

 

実際にはどうやって自分を止めたら良いのかわからない状態に陥っていました。完全にバランスがおかしくなっていました。

 

▼結果、どんなことが起こりましたか?

 

「祈れば祈るほど、楽に自分が満ちていきますし、敵がいなくなりました。障害がわたしを避けている感覚。」コンプリートを受講し、さらにその後、プライベートセッションの3クール目で「祈り」の実践を指導していただきました。

 

・YESと言ってくれる味方が増えたので、心地よい環境を安定して作れるようになりました。

念願であった「気持ちよく働く」を実現できるようになりました。わたしの生きる世界の全体がふんわり、明るくなり、障害が私を避けるような感覚が近いと思います。環境に対し、感謝を感じられるようになりました。突っかかってきたり、暗に何かを示してくるような人もいなくなり驚いています。

 

・男性の経営者に「先生」と呼ばれ、信頼関係が築けるように。

祈りを教えていただいてから、副業で行っていた英語コーチのビジネスで、「あなたに生きた英語を教わりたいので、コーチしていただきたい」と、昔からお世話になっていた男性経営者の方にお声かけいただきました。

 

帰国子女なので、お声かけくださったのだろうと思ったのですが、「なぜ私にお任せくださったのですか?」とお聞きすると、「私は物覚えが悪いから、あなたのように忍耐強い人がいいと思ったんですよ。

 

今までの仕事ぶりを見てて、信頼できると思っていたし、投げ出さなかったでしょう。いやー引き受けてくれてよかったです」とおっしゃられました。

 

今まで男性には目の敵にされてきた私でしたので「こんなふうに私を見て価値を感じてくれていた方がいたとは・・」と、その日は、正直放心してしまいました。

 

このことがきっかけになり、「いい加減離職し自分で開業しよう!」という踏ん切りがつけられました。フランスの本社からは毎年のように契約を引き延ばされており、それまでの私は、「それでも必要としてくれるなら…」と惰性になってしまっていたのです。

 

ところが、たとえ副業であっても、これまでよりもずっと自分らしい価値に気がつくことができたことは何よりも大きなことでした。

 

「内的な好循環によって、母との最期の時間を有意義に過ごせた」

・祈りではお世辞ではない「満たされている」状態を知ることができたと思います。考え方が、全部満たされているベースに変わり、好循環のサイクルを獲得できました。その具体的な反映として、ようやく退職できたのち、老齢だった母と40年ぶりに時間を取ることができました。

 

すでに介護が必要となっている段階でしたが、私は仕事のことを気にすることなく、母と一緒にいることに十分に自分の時間を使うことができました。それまでの私では考えられないくらい豊かで貴重な瞬間だったのです。

 

サイレントキングダムからプロジェクト秘話

 

祈りと瞑想の実践によってB社長は、より自分らしい時間を過ごすことができました。お金を稼ぐことが得意で、人一倍、贈り物をすることが大好きだったB社長、

 

「新妻先生、西宮神社のえびす様のお菓子ですよ!」といつも景気の良いご様子でした。

 

しかし、上記にあるように以前は、内的な葛藤は非常に大きく、だからこそ、「本当に自分が生きたいように生きるには?という指針を渇望されていました。

 

そこでこの方になら…と考え、当時まだ公開していなかった特別な祈りの手順をご紹介したのです。

 

結果、チーム瞑想®︎と祈りの実践は、経営者の渇望を満たし、最後の最後まで揺るぎのない指針となることを証明して頂いた事例となりました。ここに改めて感謝申し上げます。

 

B社長の死因は乳がん。発症してからわずか2年でした。しかし、亡くなられる直前まで、様々なことに気が付かれ、そのインスピレーションを逐一メールで連絡してくれていたのです。

 

最後に改めてB社長の生前のメッセージをお伝えいたします。

多くの方が、お金のある無しで一喜一憂することが多い世の中です。

 

しかし最期の3年、B社長はこの世の価値観を包摂し、さらに本質的な視座からこの社会を見つめていらっしゃいました。

 

 

 

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