実例コラム

〈コラム No.36〉本来の上質なあなたを思い出す秘訣

「新妻先生、練習の『質』を上げるには、まず『量』が大切だと言います。しかし実際には何年も練習の量をこなしているのに、一向にレベルが上がっていないと言いますか・・・

 

時間ばかり取られるので、もうやめてしまおうかな・・・と・・・」

 

瞑想グループのお仲間から頂いた質問です。

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「努力しているのに成果がうまく出ていない気がする」
「こんなことやっていて良いのだろうか?」
「才能がないのか・・」と
ぐるぐる考えだしてしまっている、というお悩み。

 

そもそも論として、なぜ「質より量」と言われているか、ということを考えてみると、「右も左も分からないうちは、とにかく『量』をこなして要領を体で覚えてみろ」ということです。

 

初心者のうちは何もわからないのだから、グダグダと考えるのはナンセンスということ。

 

もしここで思考を優先してしまうと

 

・やってもいないのに、できるか不安…と思い始めてしまったり
・情報ばかり持っているのにアウトプットできておらず宝の持ち腐れ。
いわゆる「頭でっかち」になってしまったりするわけです。

 

ここをまずは、質より「量」と行動を起こす。

 

こうすることで、考えている人の何倍も初心者の壁を効率よく突破することができる、という教えです。

 

しかし、これはあくまで「初心者の壁を突破する効率の良い方法」であるわけです。

 

質問してくださった方は、すでにその域を超えてらっしゃる。

 

「私はまだまだ」という謙虚な姿勢は良いですが、中級者には「中級者のあり方」、適切な壁の突破法というものがあるのです。

 

あなたの自信をもたらすたった一つの方法

非常に簡単なこととして、ある程度の要領が理解できたら「自ら考えて繰り返す」ということに切り替えなければいけません。

 

「こうしたら」もっと上手くできるかな、ということを、あらゆる角度から検討・比較・検証するということです。

 

しかし、ここにも多くの人は自分自身の「思考のクセ」を持っていますから、専門家や、他者の意見を借りながら、新しい基準やより高い視座を得た上で取り組むのです。

 

その時、新しい情報をよく「咀嚼」することこそがキーポイントと言えるでしょう。

 

なぜならば、本来あなたが何か「自分自身を変えたい」だとか「レベルアップをしたい」だとかを思ったきっかけは、あなた自身に「自信がない」という思いからであったりするからです。

 

ここで「量をこなす段階」から、注意深く「質を生み出すプロセス」に切り替えることを忘れてしまうと、あなたは「永遠に自信がないまま…」となってしまうのです。

 

じっくりと深く情報を消化、吸収していくことで着実にこれまで外側にあった情報をあなた自身のものとして血肉とする。こうして「自信」そのものを増やしていくのです。

 

これが中級者以上のレベルに進み、量から質に物事を変えるための姿勢です。

 

知らないと危険!陥りがちなワナ

初心者の壁を突破したら、「ある程度の要領が理解できたら自ら考えて繰り返す、ということに切り替えなければいけない」ということを申し上げました。

 

その次の段階では、「中級者の壁」が待ち構えているのですが、ざっと日本的な「集合意識」の観点から挙げてみますと

 

あなたを邪魔するものとして・・・

・「ノスタルジック」に引っ張られる
・「薄利多売」に引っ張られる
・「大量生産」に引っ張られる

順番にご説明します。

 

「ノスタルジック」に引っ張られる

失われてしまったものに対して心惹かれたり、懐かしさにどっぷりと浸かってみたり、切なさや恋しさを過剰に換気させたりします。遠い目をして、やたらに浸っていたりするのです。

 

浸っている本人は気分が良さそうなのですが、意識が「コンフォートゾーン」から抜け出したくないために起こっている現象の一つという観点から言えば、あまりどっぷり浸るのはお勧めしません。

 

「哀愁の念」で強くお互いを結びつけていると言えます。演歌、歌謡曲、J-popのヒット曲を日常的によく聴く習慣のある方は、このような「哀愁の集合意識」にアクセスしている確率が知らず知らず、大変高いと言えるので注意が必要です。

 

「薄利多売」に引っ張られる

安いもの、無料のものを日常で多く使用することで潜在意識が影響を受けます。

 

知らず知らずのうちに大量生産された物との相互作用を通じ、自分自身の価値を低く見積もるクセが付くことなどが起こります。

 

「どうせわたしなんか」「はぁー、何かいいことないかな・・」などの感情を喚起します。

 

「大量生産」に引っ張られる

量が多ければいいというもの。「薄利多売」とも関係しています。主に成果を時間だけで計ったりしやすくなります。ご都合主義で物を考えやすくなる影響があります。

 

「3時間ジムに通ったから良いだろう」と思っていても、そのあとケーキをドカ食いしていることを正当化していたりする意識に通じています。

 

この人たちが集まると「うんうん!しょうがないよ、3時間もやったんだから大丈夫よ!そんな日もある!」などという会話に平気でなっていたりします。

 

「薄利多売」と「大量生産」という傾向に引っ張られることを、簡単に「安かろうよかろう集合意識」ということもあります。

 

確かに、「量」をこなす、というのはかなりの満足感を得やすいです。

 

目にみえるので自信を得たような気持ちにもなりやすい。ですが、肝心な成果が出ないとなると途端に「何も変わってないじゃないか!」という気持ちに陥りやすくなってしまうものでもあり、大変危険です。

 

満足してしまいがちな〈量〉に騙されず!!中級者として、以下のステップを確実に踏んでいく必要があります。

 

タイムマネジメントよりクオリティマネジメントが正解

「安かろうよかろう意識」というものが存在するなかで、「量を褒め合う」というのは実は最悪。

 

ですが、友人や知人の間柄では無難に褒め合ってしまうことが多いものです。

 

そういう環境にいる方は、プロの視点から「今日はどのように『質』を上げることができましたか?」としっかりと聞いてくれるコーチやコンサルタントのような存在が必要不可欠と言えるでしょう。

 

やはり、実力を中級以上にして自分にしっかりとした「自信」を付けていこう、仕事としていこう、と考えると孤独な道を歩むことになります。

 

そういった時に適切に褒めて、適切に注意喚起をしてくれる存在というものがどうしても必要になってくる、というわけです。

 

あなたの個人的な生き方の「質」を上げていこうと大切なテーマを吟味するときに、時に、周囲の人に相談するか、適切なアドバイザー自体をあなたが予め理解できているか、これは大変に重要なことなのです。

 

当社には様々な立場のご職業の方がお越しになられますが、皆、専門職であったり、そこから独立された経営者の方々です。

 

彼らの平均的な働く時間が8時間として、その中でさらに技術を磨く練習時間も兼ねている、そこからさらに倍の練習に注ぎ込む時間はありません。実際は、多くてもプラス2・3時間が限度というところです。

 

ここで、多くのビジネス従事者がタイムマネジメントの概念を出されると思いますが、

 

「いかに質を上げるか?」と考えた結果がタイムマネジメントの考えになっているわけで、そんな方こそ、「質」を考えるほうが現実的です。

 

ですからタイムマネジメントとは本来、ダイレクトに「クオリティマネジメント」といった方が的確でしょう。

 

あなたにピッタリのマネジメント法がある

・思考
・感情
・身体

実際、この3つのバランスをあなたらしいリズムに整え、さらに加速させることで、上質な時間を過ごすことに直結していきます。

 

「考えすぎて行動できない」
「すぐ行動できるけど、あまり考えることはしていない」
「工夫することは考えるけれど、気持ちが追いつかないので続かない」

という方は多いものです。

 

そういったものは性格と割り切ってしまうのはもったいない。あなた本来のバランスを整えていくことさえできれば、割と早く成果は出るかもしれません。

 

ただし、個々人によってどのようにそのバランスが崩れてしまったかは、全く変わってきますから、表面的な部分だけでなく、深くまで洞察が可能で、ぴったりのアドバイスができる専門家が必要でしょう。

 

まとめ

知らず知らずのうちに、あなたは「量に傾倒した」集合意識にとらわれ、流されてしまっている可能性があります。

 

特に「本気で変わりたい」「次のステップに」と思っておられる方は、その思いが逆に「ノスタルジック」「薄利多売」「大量生産」という集合意識を呼び寄せ、

 

あなたの判断力を濁らせ、コンフォートゾーンから抜け出ることがないように作用してきます。

 

これらの罠にハマらないように注意したいものです。

 

そうでなければ、そもそもの「自分自身を本気で変えて自信を持ちたい!」とせっかく感じておられる方も

 

「何も変化がなくて、何をやってもダメだ」と堂々巡りを繰り返してしまい、さらに自信がなくなってしまう、というパターンもありうるのです。

 

あなたの「あり方」は量的か、それとも質的でしょうか?質を選べば、本当の自信に繋がります。それは時間経過とともに誰の目にも明らかになっていきます。

 

質を求める物同士は引き寄せの法則の通り、お互いを結びつけます。あなた自身をとり戻しながら、あなたの周りに「上質」を手に入れませんか?

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