
私のクライアントさん(以下、Aさん)に同じイベントをとにかく繰り返し再受講される方がいらっしゃいます。
この方はプライベートセッションの際にも「良かったら(イベントやコースでやった)スピリチュアルワークの確認と振り返りをしたいのですが・・
復習させていただくことは可能でしょうか?」と仰るくらいなのです。
そしてちょうど春分のタイミングにも、Aさんからご連絡がありました。
私自身もワークは基本何度もなんども繰り返すのでシンパシーも感じ先日伺ってみました。
「なぜ、いつも再受講されるんですか?」
一応、私はこのように確認で聞いてはみているものの、実は知っています。
このAさんはすでに”コツをわかっている”のです。本当の霊性を上げるための最高の方法を。
気づきは螺旋状に
Aさんは「えー!」と言いつつ、
「だって反復しかないじゃないですか」
「以前やってきたことも、仕事も同じようにやってきたので、そこは同じかなと。もちろん新しい知識も入れないとですが」
本来、霊性を高めるためには一気にレベル上げ・・とはいくはずもなく、段階的な「本人の気づき」が最も重要となります。
そして、その気づきは直線ではなく「曲線」つまり螺旋状に、渦を巻いて積み重なっていきます。
そこで継続的なプライベートセッションが最も効果的、という話に当然なるのですが。
しかし、それでは受講できる人と、できない人が完全に別れてしまう。
そこで私たちは知識を再現性のある=体系化されたコースに落とし込むことで価格を下げ、より多くの方々に機会を・・・と考えているわけです。
ところが…習ったからそこで終了、としてしまえば、せっかくお金と時間をかけて得たはずの知識もあなたの中から抜け出てしまう。
知識優位の社会での賢い立ち回り
以下は大切な法則なので、ぜひこの機会に記憶に留めておいていただければ幸いです。
「知識は継続的に活用してくれる人を選ぶ」
ですから「自分が使われない」のであれば、知識はどこかへ行ってしまう…これが法則なのです。
Aさん「どこかに行っちゃう…それって逆にすごく勿体無いと思っているんです。
しかも、いつの間にか我流にもなってしまうし、、私ケチなんですよね」
謙虚に語ってはおられますが、まさにその通りだと、私も深く頷いてしまったものです。
「いや素晴らしいですよ。私もそうやって、使い倒してもらうために、この仕事をしてますから。ありがたいですよ本当に」と思わず本音が。
一方で、他の方から「知ることには貪欲になりますが、徹底的に落とし込んで人生を変えるところまでは、なかなかやり込めない…」と、ご相談いただくこともあります。
知識を得たら多くの場合、気が緩むものでしょうし、人の意識は今、左脳が圧倒的に優位な時代です。
なので、個人の考え方のせいではないと私も感じているのですが、やはりわかっている方の「動き」は違います。
継続実践する人が圧倒的に人生を豊かにクリエイトする
その行動にも種類があります。
1、自分のダメなところを突き止め、改善するために行動する
2、創意工夫、錯誤の行動をとる
3、真似する
実はこの3つは全て意味のない行動なのです。
悲しくなってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、大事な部分ですのであえて心を鬼にしてお話しします。
理由:
❌1、 自己否定しながら行動をとっても、結果自分で自分を陥れてしまうというもの
❌2、 錯誤をすれば、「どうやって上手くいかせるか」を考え出す世界。常に勝ち負けの中で消耗することになります。
❌3、 真似はもっともやるべきではないこと。「あなた」という個性の完全な輝きを喜ぶために生まれています。真似をするだけでそれは曇り、あなたという輝きは見失われるからです。
しかし、じゃあ「もう私は変わらない運命にあるのか?」「泣きながらただ無力に佇むしかできないのか?」というと、そうではありません。
そうではないから、
私たちのように、スピリチュアルな力と知識をお届けしようと考える者がいる。
⭕️1、ダメなところを改善するのではなく「完璧なあなた」をより輝かせるために行動する
⭕️2、錯誤工夫、勝敗で疲れ切るのではなく、神に「帰依する」ことで恩恵を保証してもらう
⭕️3、だれかの真似をするのではなく「あなた固有」の輝きを世界に放射し楽しむ
スピリチュアルワークはあなたに実践されるのを待っている
つまり縁あって「天からいただいたスピリチュアルワークをきちんと自分のものにし、活用する」ということ。
この⭕️3つの行動を自分に許可するために必要なことが、ワークの反復。
結局、復習が大事なんですね。成長は螺旋です。
ここでの詳しい解説は本コラムの趣旨と異なるため割愛しますが、
これまで一般的な教育や、社会生活のみを送ってきた方にとって上記の3つの⭕️の項目はとても難しく感じられるかもしれません。
「理想論だ」と。
しかし、スピリチュアルな概念を用いて生きることでこれら⭕️3つは完全に可能となるのです。
注意したい点として、Aさんもおっしゃられたように、いつの間にか「我流」になってしまう。
これが結構厄介です。
それはワークの中にある”本質”を「忘れてしまう」か「まだ理解していない」ことで起きることです。
本質を反復で取り込めば、チャンスを活かせるようになる
皆さんも、先生から教えてもらった時はできているのに、家に帰ったら忘れてしまう。
なんか違う?と感じた経験は誰にもあると思います。
また何度聞いても覚えていられない、ということもあるかもしれません。
あれは単に飲み込みが良いとか、悪いとかいう話でもありません。先生という立場の人はそのワークに隠された「本質」を体得しているのです。
(※本質は、強引に言葉にすれば、最もピュアで、意図が明確に定まっている波動を帯びている振動域のことですね)
なので言語化できたり、応用力や再現性がある形で提供ができる。
しかし、本質というのは本来、1回で得ることはできません。できるのはすでにその本質を「体得」している人間である場合のみです。
プロのピアニストならば、初見の楽譜も予め知っていたかのように弾くことができます。
しかし、ピアノを始めたばかりの人が、同じことができると思っているとしたら?
もしあなたがこんなことを言っている方に出逢ったらどう思うでしょうか。
当然何度も先生のところに通って、繰り返し習うのが当たり前。
それがなぜかスピリチュアルワークとなると
「知っています」「もうやりました」「またやるんですか?」ということを言ってしまう。
こういった方を責めるわけではありませんし、言いたくなる気持ちもよくわかりますが、勿体無いなと思います。
「…もう知っている」
という言葉で、どれほどのチャンスを無下にしているか知っておいて損はないでしょう。
たった一回で成果が出る、というのも確かに大事なことかもしれません。
しかしこれはハウツーの世界の話。霊性をあげていくこととは全く違うあり様なのです。
賢い人ほど愚直にできる
本当に霊性を向上させ「あれ?もうあんなに人生が変わっちゃったの?」「いつの間にそんなスピリチュアル能力が開花したの?」
と思わせてくれる人たちはスピリチュアルワークを繰り返し続けて、モノにする強さがあります。
一旦期間が空いても、また時間を作ってコッソリと自分のために「定期検診」を続けているものです。
「先生、少し空いてしまいましたが、以前のコースの復習をしながら調整したいです」というご連絡も、よくわかっている方ほど頂くものです。
社会で成果を示しながらも、同時に霊性をあげている方というのは、本当に「賢い」やり方をされていると感心させられるばかりです。
まとめ
・本当に霊性があがっている人がしているのはワークへの献身
これをもっとわかりやすい言葉に“翻訳”するならば「霊性をあげたり、人生をよくしたり、自由になりたいと願うならば、またスピリチュアルを楽しみたいならば、ワークをたくさん反復・復習する。
そうして天から与えられる「気づき」や「プレゼント」をたくさん受け取れるようになってください」ということです。
補足ですが、こういった記事を書くと、「先生の言うようにワークを”第一”とする生活はできません」と仰る方もいるのですが、私はそう言うことを言っているわけではないのです。
この辺りは誤解や先入観が生まれやすい。これは次回にお話ししましょう。
お知らせ
Aさんが受講されているコースはこちら
◾️5/10から13回パッケージのプライベートセッション枠 1名のみ募集可能です。
(本コース受講者のみ、ご希望の方はメールください)
【️“霊性定期検診”にピッタリのおすすめコース】
◾️ドリーミングピラミッド【再受講可能】
人気の夢見のための講座。
スピリチュアル能力を優しく開花させるのにも、3次元への活用目的にも。
繰り返しの実践でさらに奥深くなるのが夢見です。