コラム

第15回 企業の成長にとって無理のない順序を招く。

 

ざっくりポイント
✔︎無理しない、勇気を出さないことが経営基準である。
✔︎社長の役目は「無理がかかる」とはっきり感じ切ることである。
✔︎自社にフィットした順序を明るく開い待つことが真の合理性である。

 


 

企業の成長にとって無理のない順序を招く。

無理のない順序で、とはよく言われることですが
要はその組織にとって「無理のない順序」自体が何なのかがわからないか
「無理のあるかもしれない順序…」を断行してしまうのです。

進め方がわからない時ほど、なぜか勇気を出してみたり、
飛び込んでみたりしたくなりますが、

そこで「大きな一歩を踏み出そうとしない」ことが重要です。

大きな一歩が踏み出せるのはごくわずかな人力、技術力、資金力が
充実している組織だけです。でも、それは
「その企業にとっては」大したことのない一歩なのです。

御社にとってはかなり大きな一歩になってしまう。
だからゆっくり、無理のない順序を、自社にとっての
最適なステップが見つかるまでは

「明るく開いて待っておく」ことが重要な要素となります。
抵抗なく、次の一歩を踏み出せる情報や計画、戦略は必ず存在しています。

現在それが見えなくとも、1時間後~数ヶ月後には、
発見できる、明らかになっていく、これを
深いところで確信しておくことです。

組織としての今の選択肢に対して「よっこらしょ感」があったなら
それは今の集合体にとってはマッチしていないちょっと大きな一歩なんです。

もう少し細分化した、フィットしたステップで
ナチュラルにネクストステージへ向かえる
そのラインが自社の目の前に訪れるまで、

社長はアンテナを立てて、リサーチすることだけはやめないでください。
御社に相応しい情報だけが、御社に相応しいのであって、

それが来たら社長にはそれが「This is it!」 と
直感できるだけの内部意識がもう整っているはずです。

そして、それが見つかった時、感謝できます。
その直前まで我々のそばにあった、
「うちにとっては無理のかかる大きな一歩」は

そのいきすぎた大きさ故に、最も相応しいサイズのサイズ感を
相対的に教えてくれる前情報として機能してくれていたことに。

だからその時、わかります。

「無理のかかる一歩を強いてくる情報」もまた、
無理がかかる、という感覚を悟らせるためには
相応しいサイズ感であったことに。

御社が採用しなかった情報も、御社が採用した情報も、
全てはベストタイミングで御社を形成し成長させてくれる必須の素材です。

「無理のある順序」に触れて、
「あ~このやり方は厳しいな、、でも、どうしよう確かに、
頑張ればやれないことないけれど…」

という感じを社長はじっくり味わっていいんです。
それを味わうことがリーダーとしての最高の価値です。
「苦しい世界観」を十分に味わったことによって、

それを踏まえて磨かれた感度のみが、次にやってくる
もっと「かろやかな順序」を見逃すことなく選択・創造できます。

無理がかかる順序を知って、無理のない順序に改めて出会い
組織全体としての自然な速度で、堂々と規模を広げていくことです。

御社の成長にとっての相応しい順序を応援しています。

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